若狭湾は日本海に面した、陥没したように大きな湾です。日本海側には珍しく、リアス式海岸が発達しています。福井県と京都府に接しており、福井県北部西端にある越前岬と京都府北端の経ヶ岬を直線、及び本州の海岸線によって囲んだ海域を指します。
湾内には敦賀湾、美浜湾、小浜湾、舞鶴湾などの支湾が存在し、古くから魚介類の水揚げが豊富です。
また、天橋立や三方五湖などの、風光明媚な景勝地が多くあり、3つの国定公園を有しています。
小浜市内には、平安時代の仏像や鎌倉時代に創建された寺院が数多く残っており、「文化財の宝庫」と呼ばれるほど。歴史めぐりの旅などいかがでしょうか。
天橋立(あまのはしだて)は、日本三景のひとつとして非常に有名な景勝地です。逆さに見ると天に架かる橋のように見えることから、その名が付けられています。
三方五湖(みかたごこ)は、三方湖(みかたこ)・水月湖(すいげつこ)・菅湖(すがこ)・久々子湖(くぐしこ)・日向湖(ひるがこ)の、五つの湖のことであり、すべてつながっています。若狭国定公園の一部で、四季を通して訪れる人たちを魅了する景勝地です。